May232011

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スイスのチューリッヒ工科大学の数学者Jan Lorenz氏と、同社会学者のHeiko Rahut氏はこのほど、集合知に関する最新研究を行ない、被験者に、他の被験者が考えている推測を教えたところ、集合知が低下するという結果になったと発表した。

『Proceedings of the National Academy of Sciences』に5月16日付けで掲載された論文によると、「集団は最初のうちは『賢い』が、他者の推測を知らされると、意見の多様性が狭まり、それによって(集合知が)低下する」という。「穏やかな社会的影響であっても、集合知効果に悪影響が及ぶ」

Surowiecki氏が述べているように、集合知が発揮されるためには、一定の条件がそろわなければならない。つまり、集団の各構成員は多様な意見をもち、また、それらの意見にはめいめい自力で到達する必要があるという。

この条件が欠けると、集団の知性が損なわれることは、幾度かの金融バブルが証明している(日本語版記事)。群衆行動のコンピューター・モデリングでも、情報の流れと多様な意見とのバランスが崩れることで、集団の知性が低下する可能性が示唆されている。

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意見共有で「集団の知恵」が低下:研究結果 | WIRED VISION (via rpm99)

これはそうなんだろうと思う。つまり集団の知恵が機能するのは、集団の「個別の人間」が各々よくその事項について考えていたり調べていたりして、その情報が集まった場合であって、他者の推測が流れた時点でそれにのって自分では考えない人が大量発生して破綻するんじゃないだろうか。

(via yoosee)

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